裸のオカヤドカリを発見した時の対処法

2021.01.05

【裸のオカヤドカリを発見した時の対処法】

貝殻奪い合いトラブルや寒さ等の様々な原因で弱ってしまい貝殻を支える力がなくなりオカヤドカリが貝殻を脱いで裸になってしまうことがあります。

これは緊急事態で、このまま放っておくと腹部が乾燥してしまい呼吸困難になってしまったり、多頭飼いの場合は襲われたりするので一刻も早く対応しましょう。

この対処法は私の場合は…という内容なので『こうしないといけない!』とかいうわけではありませんし『こうすれば絶対大丈夫』というものでもありません💦

1つの方法として参考にしていただければと思います😊

まず裸の子を発見した時、落ち着いて下さい✋

めっちゃパニクるんです、これ😭すっごい分かります。

でもオカヤドカリの方がきっとパニックになってると思います。

いつもだったら貝殻の中に隠れていたのが丸腰で守られるものが一切ない状態ですので。

なので私達の方は出来るだけ落ち着きましょう😊

人に見つかったらオカヤドカリは逃げようとするので、単独飼いであっても私は透明じゃない入れ物(写真はコップ)にスプーンで絶対落とさないようにそっと移し、貝殻も数個一緒に入れて蓋をして暗くしておきます。

こうする事で隠れる場所を探す事は解決して貝殻に入るという行動にすぐ移せるからです。他のオカヤドカリから守る意味もあります🙂

あと乾燥してそうだったり夏場だと入れ物にうっすら海水を入れたりする時もあります。(冬場は入れた海水が冷たくなったりするので辞めときます)←明らかに弱ってる状態の時はしません。

入れ物に移したら薄暗くした状態でしばらく放っときます。

↑無事入ってくれました!

入った事を確認しても数日は他の子と別のケースで念の為単独飼いをします。(この別ケースで意外と脱皮モードに入っちゃう事も多いのでしっかり潜れるだけの砂の深さは用意します)

↑単独飼いする時のケースは緊急で移したコップのままではなくちゃんと生活出来るケースです。

特に何もなかったらみんなと同じ場所に戻してあげて大丈夫だと思います😆

この対処法が上手くいくかどうかというのは最初コップに移した時のオカヤドカリの元気具合で全てが決まります。

逃げ回って移すのが大変とかよく動く子は大抵大丈夫です。

別の入れ物に移したら比較的すぐ貝殻に入ってくれます。

ぐったりしている・10分ほど経っても貝殻に入らない場合はすでに厳しいです。

オカヤドカリは犬猫の様に病院に行って薬で治す事は出来ないし、ご飯を食べないからといって口元に持っていって流動食をあげる等の看病も出来ません。

病気になってからの治療ではなく病気にならない為の毎日の予防が全てです。

それでも裸になってしまった時、出来るだけ早期発見したいので隠れ家の中とか死角になりそうな所は毎日チェックしておく事をおすすめします🐚

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